後任ボルトン氏は北朝鮮に強硬姿勢 米補佐官を更迭[2018/03/23 10:30]

 アメリカのトランプ大統領は、安全保障を担当するマクマスター補佐官を更迭しました。

 トランプ大統領はツイッターで、マクマスター氏について「素晴らしい業績を残した」と感謝の言葉を書き込み、ボルトン元国連大使を来月9日から起用すると明らかにしました。アメリカメディアによりますと、陸軍出身のマクマスター氏は真面目で秩序を重んじる性格で、安全保障問題を巡ってトランプ大統領と折り合いが悪く、トランプ大統領は北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談に臨む前に安全保障チームの刷新を図ろうとしていました。ボルトン氏はブッシュ政権で国務次官や国連大使を務め、金正日総書記を「暴虐な独裁者」と呼ぶなど北朝鮮への強硬な姿勢で知られています。トランプ政権は北朝鮮との対話に備える一方で、圧力を掛け続ける姿勢を示す形になります。

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