金正恩委員長と習近平国家主席の会談について、アメリカのホワイトハウスはトランプ政権による圧力の成果だとアピールしました。
ホワイトハウスは金委員長の訪問について、発表される前のアメリカ東部時間27日に中国政府から説明があったと発表しました。習主席からトランプ大統領への個人的なメッセージも伝えられたとしています。ホワイトハウスは「最大限の圧力が北朝鮮を対話に引き込んだ」として、トランプ政権の成果だとアピールしました。
米コロンビア大学教授、米コリアソサエティー会長、トーマス・バーン氏:「韓国や米国とは別のところで中国と接触することで、(韓国や米国に)付け入る隙がないか、いかに制裁を緩和できるかを探るのが目的だと思う」
金委員長の中国訪問について、北朝鮮問題に詳しいコロンビア大学のバーン氏は「トランプ大統領との首脳会談で制裁の緩和を引き出すため、中国の支持を取り付ける狙いがある」と分析しています。さらに、バーン氏は「今後、金委員長がロシアを訪問する可能性もある」と指摘しました。
広告