金正恩氏が東京五輪参加に前向き IOC会長と会談で[2018/03/31 11:45]

 北朝鮮の金正恩委員長とIOC(国際オリンピック委員会)のバッハ会長が30日に会談し、このなかで金委員長が北朝鮮の東京オリンピック参加に初めて前向きな姿勢を示しました。

 IOC・バッハ会長:「私たちは北朝鮮のオリンピック委員会と2020年の東京五輪や2022年の北京五輪の参加で合意した」
 29日から平壌を訪れているIOCのバッハ会長は30日、AP通信の取材に応じて北朝鮮のオリンピック委員会と会談した後、金委員長とも30分にわたって会談したことを明らかにしました。31日付の北朝鮮の労働新聞も1面に写真付きでこの会談を報じています。バッハ会長によりますと、会談で金委員長は平昌(ピョンチャン)オリンピック参加へのIOCの協力を評価したうえで、東京オリンピック、そして4年後の北京オリンピック参加に前向きな姿勢を示したということです。

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