渡辺謙さん ミュージカル2大聖地挑戦への思い語る[2018/04/03 07:49]

 俳優の渡辺謙さんがミュージカル「王様と私」のロンドン公演を控え、インタビューに応じました。ニューヨーク、ブロードウェイに続き、ミュージカルの2大聖地、ウエストエンドでのデビューに懸ける意気込みを語りました。

 「王様と私」王様役・渡辺謙さん:「この話は元々、イギリスの女性がタイに来て、そこでいろんなお話があるということなので、言ってみれば「本家帰り」みたいなものですよね」
 渡辺謙さんが主演して大成功をおさめたブロードウェイミュージカル「王様と私」が、もう一つのミュージカルの聖地、イギリス・ロンドンのウエストエンドで上演されることが決まりました。19世紀のタイが舞台の「王様と私」は、渡辺謙さん演じる王様がイギリス人の女性家庭教師とお互いの文化や習慣の違いを乗り越えながら愛を育む物語です。
 「王様と私」王様役・渡辺謙さん:「今回の『王様と私』の大きな利点は、僕が『アジアン』だということ。アジア的感覚、そのある意味、非常に封建的だったり、男尊女卑だったり、そういう感覚みたいなものが、もちろん僕はその時代に生きていたわけではないですけど、ある疑似体験をしている部分、今までの『王様と私』とは違うテイストを盛り込めると思っている。メインキャスト以外はヨーロッパ、ロンドンキャストなので、ベルギー人だったりオランダ人だったり、いろんな違うバックグラウンドを持ったアジア系が集まるというクルーなので、ニューヨークとはまた違うカンパニーが作れるんじゃないかなという気がしている」

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