“報復合戦”今度は1300品目…米が中国に追加関税[2018/04/04 11:49]

 アメリカのトランプ政権は中国による知的財産権侵害への報復措置として、追加の関税を課す候補約1300品目を発表しました。

 アメリカの通商代表部は3日、25%の追加関税を課す候補として、中国の航空宇宙や情報通信分野などのハイテク製品を中心とする1300品目、約500億ドル分を発表しました。トランプ政権は先月、アメリカ企業が中国で事業をする際に技術移転を強いられているなどとして追加関税を課す方針を示していました。一方で、中国がアメリカ産の豚肉などに報復関税を課したのを受け、アメリカの食肉業界は「他の輸出国と再び公平な競争ができるよう追加関税が早期に撤廃されることを望む」と訴えています。また、農業団体も相次いで関税撤廃を求める声明を発表しています。

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