救命女性に「土俵を下りて」海外でも波紋広がる[2018/04/06 05:54]

 京都府舞鶴市で大相撲の巡業中に救命措置をした女性が土俵から下りるよう指摘された問題について、海外メディアでも波紋が広がっています。

 イギリスの新聞「ガーディアン」は、「倒れた市長を助けようとした女性が神聖な土俵を下りるよう命じられた」と報じています。さらに、「女性は清められた土俵を汚すとみなされ、土俵に触れたり儀式に参加することは禁止されている」と伝えています。また、イギリスのBBCは、女性が土俵から下りた後に塩がまかれたことに触れ、「これが救命措置をした人への反応なのか」と日本国内の批判を紹介しています。他の主要メディアもこの問題を一斉に報じていて、女性の権利が広く認められた欧米では驚きをもって受け止められています。

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