10兆円超の追加関税検討 トランプ氏 中国の報復に(2018/04/06 11:47)

 アメリカと中国の貿易を巡る報復合戦が止まりません。アメリカは高額の関税を課す候補として、中国の航空宇宙やハイテク分野の製品など1300品目を発表しています。これに対して中国は、アメリカの大豆や自動車など106品目に追加関税を課す方針を発表。そして、この中国の動きにトランプ大統領は、中国からの輸入製品に対して新たに10兆円規模の追加関税を検討するよう指示しました。

 トランプ大統領は5日に声明を発表し、中国がアメリカの制裁への報復として大豆などに25%の追加関税を課す方針を明らかにしたことに対して「中国の不公平な報復」だと非難しました。そのうえで、新たな対抗措置として「さらに10兆円を超える規模での中国からの輸入製品への追加関税が適切かどうか、通商代表部に検討するよう指示した」と発表しました。トランプ政権はすでに、中国による知的財産権の侵害に対する制裁としてハイテク分野などの中国製品1300品目に追加関税を課す案を公表しています。中国による大豆などへの追加関税はこの案への報復措置でした。報復の連鎖に歯止めが掛からなくなる恐れも出てきましたが、トランプ大統領は「アメリカはまだ協議する用意がある」と交渉での解決に含みを持たせています。

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