米、再びシリア攻撃か 米作成の安保理決議案は否決(2018/04/11 18:00)

 シリアで化学兵器が使われた疑惑を巡り、調査機関の設置を求めた国連安保理の決議案がロシアの拒否権によって否決された。アメリカは再び、シリア攻撃に踏み切るのか。

 10日、国連安保理の緊急会合。アメリカが作成した決議案が採決された。シリアでの化学兵器の使用状況などを調べる調査機関の設置を求めたものだ。しかし…。アサド政権の後ろ盾であるロシアが拒否権を行使し、否決されたのだった。アメリカとロシアが真っ向から対立。アメリカのヘイリー国連大使は嫌みたっぷりにロシアを非難した。
 アメリカ、ヘイリー国連大使:「議長、理事会の皆様、またもやいら立たしい日をありがとうございます。ロシアは首尾一貫していて、そしてごまかすのがとても得意だと思います」
 安保理による事態の打開が見込めなくなったことから、アメリカがシリアへの攻撃に踏み切る可能性が一層高まっている。そんななか、ロシア軍がシリア上空のアメリカ軍の小型監視用ドローンに電波妨害を仕掛けていたとアメリカメディアが報じた。電波妨害はシリアのアサド政権による化学兵器の疑いのある攻撃の後、ロシア軍がアメリカ軍の報復を懸念して行ったという。一方で、アメリカが気になる動きを見せている。トランプ大統領がシリアへの対応のため、13日から予定していたペルーとコロンビアへの訪問を中止。マティス国防長官も出張の予定を一部キャンセルしたという。アメリカが一両日中にもシリア攻撃に踏み切る可能性がある。

(C) CABLE NEWS NETWORK 2018

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