シリア政権軍 反体制派拠点の東グータ地区制圧[2018/04/13 05:36]

 シリア政権軍は、激しい空爆などで猛攻を加えていた反体制派の拠点、東グータ地区を制圧しました。

 シリア国営テレビによりますと、アサド政権軍が12日に首都ダマスカス近郊の反体制派の拠点、東グータ地区を制圧しました。アサド政権側は2カ月近くにわたり激しい空爆や砲撃を続け、「シリア人権監視団」は2月18日からの空爆で子ども371人を含む市民1745人が死亡したと伝えています。シリア内戦でのアサド政権軍の優位が強まる一方、7日には呼吸困難の症状で多数の死傷者が出るなどアサド政権軍が化学兵器を使用した疑いが強まっていて、アメリカやフランスなどが攻撃を示唆して緊張が高まっています。

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