米海軍幹部 米朝首脳会談“失敗”の際は圧力継続へ[2018/04/18 04:41]

 アメリカ太平洋軍の次の司令官に指名された海軍幹部のデービッドソン海軍艦隊総軍司令官が米朝首脳会談が失敗した場合、圧力を継続するために軍事行動の準備を進める考えを示しました。
 
 米太平洋軍の次期司令官に指名されたデービッドソン海軍艦隊総軍司令官:「承認されたら、我々の任務はマティス長官とともに圧力を掛け続けるために可能な軍事行動の選択肢を提供することだ」
 デービッドソン氏は議会の公聴会で、米朝首脳会談が失敗した際の対応を問われ、軍事的な選択肢を用意することで圧力を維持する姿勢を示しました。一方、北朝鮮への攻撃については「すべての関係国に厳しい結果をもたらすかもしれない」と慎重な姿勢を見せ、北朝鮮の反応について十分な検討を重ねる必要性を強調しました。また、朝鮮半島の戦闘行為には同盟国である日本や韓国の支援が必要だとの認識を示しました。

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