日米の溝が浮き彫りに 貿易問題で新たな協議実施へ[2018/04/19 11:45]

 2日目を迎えた安倍総理大臣とトランプ大統領による日米首脳会談は、隔たりの大きい貿易問題について議論し、新たな協議を立ち上げることで合意しました。

 トランプ大統領:「安倍総理と私は貿易と投資について協議を強化していくことで合意した」
 貿易などに関する新たな日米協議は、茂木経済再生担当大臣とライトハイザー通商代表が担当します。ただ、会談後に安倍総理が「TPP(環太平洋経済連携協定)が日米両国にとって最善だと考えている」と述べたのに対し、トランプ大統領は二国間のFTA(自由貿易協定)を念頭に「二国間協議が望ましい」と述べ、日米の隔たりが改めて浮き彫りになりました。さらにトランプ大統領は、アルミニウムや鉄鋼への追加関税について、「新たな協定ができれば除外できるかもしれない」と述べるにとどめ、現時点で日本を除外する考えはないとしています。

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