北京モーターショー 各社EVに注力 AI搭載車も披露[2018/04/25 19:12]

 北京モーターショーが開幕し、電気自動車などの普及が急速に進む中国の需要に合わせ、日本メーカーも相次いで新モデルを発表しました。

 日産は、中国市場で需要が高いセダンタイプの電気自動車を発表しました。発売は今年後半の予定で、航続距離は1回の充電で330キロ余りです。また、トヨタもセダンタイプのプラグインハイブリッド車を発表し、バッテリーなども中国で生産して来年から現地生産を始める予定です。中国メーカーが開発したAI(人工知能)を搭載した電気自動車は、言葉に反応して窓を閉める機能などが搭載されています。今回の北京モーターショーでは、世界14の国と地域から1000台以上の最新モデルが展示され、出展の2割近くが電気自動車などの新エネルギー車が占めました。中国では深刻な大気汚染対策の一環として、政府が新エネルギー車への転換を進めています。政府が購入者に対して補助金を出すほか、将来的にガソリン車の販売を禁止する政策も打ち出しています。

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