国際

2018年5月9日 11:49

北朝鮮めぐり日中韓で溝…中朝首脳は散歩で親密さを

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 日中韓首脳会談が9日午前に開かれ、安倍総理大臣は中国の李克強首相、韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領とともに北朝鮮の非核化を目指す共同発表を行いました。北朝鮮問題の対応について、3カ国の間にはどんなずれがあったのでしょうか。

 (山本志門記者報告)
 北朝鮮問題について、声明では「日中韓が協力していく」という程度にとどまり、具体性はなく、玉虫色にまとめられる模様です。3カ国それぞれにとって、来月上旬までに開催される予定の米朝首脳会談の行方をまずは見守るしかないという事情があります。また、中国側はそもそも日中韓首脳会談の場を北朝鮮問題ではなく、経済協力を中心テーマにしようと働き掛けてきました。中国側、そして、韓国側の本音は非核化のプロセスに従って徐々に制裁を解除していきたいと思っていて、日本との考えに大きな違いがあるからです。一方、8日に北朝鮮の金正恩委員長が中国東北部・大連を電撃訪問、習近平国家主席と会談しました。1カ月余りで2度目の短期間での訪中で、海辺を2人で歩くなど親密さを際立たせる狙いがあったわけです。まさに日中韓首脳会談前日の訪問となったわけで、米朝首脳会談を控え、中国と北朝鮮が手を握りながらアメリカと対抗していく姿勢を強く打ち出した形です。

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