トランプ大統領がシンガポール首相に謝意伝える[2018/05/12 05:51]

 アメリカのトランプ大統領は、来月12日に行われる米朝首脳会談の開催地に決まったシンガポールのリー・シェンロン首相と電話で会談し、協力に感謝しました。

 ホワイトハウスの発表によりますと、トランプ大統領はリー首相に北朝鮮の金正恩委員長との首脳会談の開催について謝意を伝えたということです。シンガポール外務省によりますと、トランプ大統領は「朝鮮半島問題はこの数カ月で目覚ましい進展がある。会談で長年の懸案が解決することに期待している」と述べたということです。一方、イギリスのBBCは、シンガポールが国際刑事裁判所の人道に対する罪を定めた「ローマ規定」を批准していないので、金委員長がシンガポールを訪れても人権侵害の罪などで身柄を拘束されないことが開催場所に決まった理由の一つだという専門家の分析を報じています。

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