現地厳戒…イスラエル強硬路線へ 中東和平は絶望(2018/05/14 17:29)

 イバンカ夫妻も出席する記念式典がまもなく行われます。現地では大規模な抗議デモも予定され、緊張が高まっています。大使館の移転式典が開かれる会場近くから報告です。

 (阿部健士記者報告)
 新たにエルサレムに開設されたアメリカ大使館の敷地内には白いテントが複数、設置され、式典に向けた準備が着々と進んでいます。式典の開始は今から約6時間後ですが、大使館へと続く道路にはすでに検問所が設置され、関係車両以外は中へと進めなくなっています。また、今から数十分後には、大使館周辺の道路もすべて封鎖されることになっています。
 というのも、パレスチナが14日に全土で100万人規模の抗議デモを予定しているほか、大使館移転に反対するNGO(非政府組織)などもデモを予定しているためです。イスラエルの警察は、大使館周辺だけで警察官を1000人以上、エルサレム市内全体では4000人以上の警察官を動員し、厳戒態勢を敷いています。
 式典の開始が刻一刻と迫るなか、周辺は非常にピリピリとした空気になっています。
 イスラエルは今回、アメリカの後ろ盾を得たとして今後、さらに強硬路線を突き進むものとみられます。一方、反発を強めるパレスチナは、アメリカの仲介を拒否していて、中東和平交渉の再開は絶望的となっています。

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