米朝会談の取りやめも示唆 北が南北会談の中止表明[2018/05/16 11:45]

 北朝鮮は米韓合同軍事演習を批判し、16日に予定されていた南北閣僚級会談を突然、中止すると表明しました。アメリカとの首脳会談の取りやめもちらつかせています。

 朝鮮中央通信は未明、11日からアメリカ軍と韓国軍が実施している戦闘機などによる軍事演習「マックスサンダー」について「意図的な軍事的挑発だ」「戦争演習のような火遊び騒動」と批判しました。そのうえで、「険悪な情勢の下で、きょう予定された南北閣僚級会談を中止せざるを得なくなった」としています。また、来月12日の米朝首脳会談について「運命について熟考すべきだ」「我々はアメリカと韓国の今後の態度を鋭く見守る」と取りやめもちらつかせて牽制(けんせい)しています。

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