“描き人知らず”はレンブラントだった!価値も上昇[2018/05/17 10:32]

 オランダの巨匠・レンブラントの新たな絵画作品が44年ぶりに見つかりました。

 「若い紳士の肖像」という作品は1634年ごろに描かれたものでしたが、これまで誰が製作したか分かっていませんでした。オランダの画商は作風などからレンブラントが製作したものだと確信し、2016年のオークションで13万7000ポンド、日本円で約2000万円で落札しました。その後、画商が依頼した専門家らが約1年半かけてX線検査や塗料の分析をした結果、44年ぶりにレンブラントの新作だと鑑定されました。落札した2年前より作品の価値ははるかに高くなっているとみられます。画商は「眠っている作品を呼び起こすことができてうれしい」と話しています。

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