ハワイ島噴火で初の重傷者 孤立住民4人ヘリで救助[2018/05/21 10:31]

 アメリカ・ハワイ島で、噴火が続くキラウエア火山から流れ出した溶岩によって住民1人が重傷を負いました。重傷者が出るのは初めてです。

 3日に噴火したキラウエア火山は17日に爆発的な噴火が発生するなど、活発な活動が続いています。これまでに約40軒の建物が被害に遭っていますが、人的な被害は出ていませんでした。しかし、ハワイ州によりますと、20日に新たに流出した溶岩が住宅に達し、住民1人が足に重傷を負ったということです。USGS(アメリカ地質調査所)によりますと、流れ出した溶岩に囲まれて孤立化した住宅から住民4人がヘリコプターで救助されました。ハワイ州は退避命令の地域を広げるとともに、引き続き新たな爆発への警戒を呼び掛けています。

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