核施設廃棄取材ツアーへ出発 “門前払い”韓国は…[2018/05/22 11:50]

 北朝鮮が豊渓里(プンゲリ)にある核実験場の廃棄を発表したことを受け、現地の取材を許可された外国メディアが22日朝、北京空港を出発しました。

 アメリカや中国、イギリス、ロシアなどの取材団は、チャーター機で北朝鮮の元山(ウォンサン)にある飛行場に向かいました。しかし、韓国の取材団は朝になっても北朝鮮側が名簿を受け取っていないことから、22日中の訪問は難しい状況になっています。韓国やアメリカのメディアは、北朝鮮側が取材団のビザ発給費用として一人あたり約1万ドルの支払いを求めたと報じていましたが、取材に応じたアメリカのメディアは支払いを否定しました。
 米CNN記者:「高額な料金の支払いは求められていない。1万ドルも払っていない」
 北朝鮮側は23日から25日までに豊渓里の核実験場の坑道を爆破し、廃棄すると発表しています。

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