米朝会談準備のため 米政府チームがシンガポールへ[2018/05/27 06:21]

 アメリカのホワイトハウスは、米朝首脳会談を準備するための担当者チームがシンガポールに向けて出発すると発表しました。

 担当者チームはホワイトハウスや国務省の関係者30人ほどで、北朝鮮側と首脳会談の内容や段取りについて協議します。また、ニューヨーク・タイムズ紙が政権幹部の話として、「来月12日に首脳会談を再び設定するのは時間と準備が足りず不可能だ」と報じたことに対し、トランプ大統領はツイッターで「また間違っている。架空の人物に取材するな」とつぶやきました。米朝首脳会談を当初の予定通りに開催する可能性を示唆した形です。アメリカ政府の関係者は「北朝鮮が完全な非核化に応じない姿勢のため、調整が行き詰まっている」と指摘していて、北朝鮮側の譲歩の姿勢を見極めたうえで、来月12日の首脳会談開催を判断するとみられます。

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