“核実験場”取材の記者が爆破時の様子語る[2018/05/27 07:02]

 北朝鮮の豊渓里(プンゲリ)で核実験場の廃棄を取材した外国メディアの取材団が北京空港に戻り、爆破時の様子を語りました。

 CBS、トレイシー記者:「トンネルの入り口が爆破されるのは見たが、実験場が使用できなくなったかどうかは専門家でないと分からない」
 24日、北朝鮮の豊渓里にある核実験場の廃棄を取材したアメリカや中国、韓国、ロシアなどの取材団は26日午後、チャーター機で北京に戻りました。記者たちの健康状態は良好ということですが、持参した線量計が入国時に没収されたため、一部の記者は帰国後に精密検査を受けるということです。また、核実験場が完全に廃棄されたかどうかは証明できないため、映像の分析を待ちたいとしています。
 CNN、リプリー記者:「豊渓里からの列車に乗っている時に(米朝首脳会談中止の)ニュースを聞き、とてもショックでした」
 アメリカのトランプ大統領が米朝首脳会談を中止すると発表した報道が伝わった時は記者らだけではなく、同行していた北朝鮮の関係者も驚き、緊張感が走ったということです。

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