一転「北朝鮮は偉大な国に」米朝が板門店で事前協議[2018/05/28 11:45]

 アメリカのトランプ大統領は北朝鮮との首脳会談に向けた事前協議のため、アメリカの政府高官らが北朝鮮に入ったと明らかにしました。

 トランプ大統領は27日、「アメリカ政府のチームが首脳会談の準備のため、北朝鮮に到着した」とツイッターに投稿しました。また、北朝鮮について「素晴らしい可能性を秘めていて、いつか経済的、財政的に偉大な国になるだろう」と持ち上げ、非核化に応じれば経済支援をすることを示唆しました。ワシントン・ポストによりますと、協議は26日に2回目の南北首脳会談が行われた板門店(パンムンジョム)の北朝鮮側の施設「統一閣」で、29日まで行われる見通しだということです。アメリカ側からは元韓国大使のソン・キム氏らが参加し、北朝鮮側からは崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官らが出席するとされています。北朝鮮の非核化への具体的な方法などについて話し合うとみられます。また、シンガポールでも事務的な準備のために両国の担当者が接触するということで、会談の実現に向けた動きが活発化しています。

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