「板門店協議が非常に重要」米元政府高官が認識示す[2018/05/30 11:48]

 アメリカのトランプ政権で北朝鮮政策を担当した元高官がANNの取材に応じ、現在、板門店(パンムンジョム)で行われている米朝高官による協議が非常に重要だという認識を示しました。

 ジョセフ・ユン前北朝鮮担当特別代表:「金英哲(キム・ヨンチョル)副委員長のニューヨークへの訪問は、北朝鮮が当初の予定通りに米朝会談を行うことへの真摯な姿勢を見せた」
 3月までアメリカ国務省で北朝鮮側との接触の窓口を務めたユン氏はこう述べ、北朝鮮が「真剣さを見せた」と分析しました。
 ジョセフ・ユン前北朝鮮担当特別代表:「板門店での協議は非常に重要だ。アメリカが望む非核化と北朝鮮が望む安全保障を話し合っている」
 また、現在も続いている米朝の関係者による板門店での事前協議では、首脳会談の後に出される共同声明の作成へ向け、北朝鮮の体制保証の方法を含めて認識のすり合わせをしているという見方を示しました。

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