トランプ氏の“演出力” 主導権は最初の握手シーン(2018/06/12 18:50)

 米朝首脳会談。アメリカのメディアは親密な2人の様子に「こんな場面は見たことがない」と驚きを伝えている。その一方で、心理学の専門家はトランプ大統領のしたたかな戦術に注目している。

 歴史的な一日となった史上初の米朝首脳会談。やや緊張気味の金正恩委員長。一方、トランプ大統領も硬い表情から始まった。果たして2人の首脳はどう駆け引きするのか。2人の映像を心理学の専門家が徹底分析。そこから読み取れるのは、主導権をしっかりと握るトランプ大統領の存在感だという。海野素央教授がまず注目したのが約13秒間、行われた最初の握手のシーン。握手の後、リラックスした表情を見せるトランプ大統領に対して、金委員長の表情は硬い。すると、トランプ大統領が金委員長の腕を2回軽くたたくと笑顔に変わった。心理的に優位に立ったとみられるトランプ大統領。第三国のシンガポールで行われた会談にもかかわらず、まるでホスト国のような振る舞いが目立ったという。CNNはこうした親密な両首脳の振る舞いを「これまでこんな場面は見たことがない。驚きの光景だ」と報じている。そして、初の米朝会談は予想外の展開を迎える。ホテルの庭を2人が散策していた時のことだった。トランプ大統領の口から予定にはなかった共同声明の署名を急きょ、行うことが明かされたのだ。朝鮮半島の非核化を目指すことなどが盛り込まれた共同声明を交わした後の握手のシーンでは、トランプ大統領が力強く金委員長の手を引いた。ホワイトハウスに招待し、次回以降の開催も続けていくというトランプ大統領。今後もアメリカがリードしていくのだろうか。

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