中国外務省「必要なら“北”制裁は調整を」[2018/06/12 21:16]

 中国外務省は米朝首脳会談が終了したことを受け、北朝鮮に対する国連経済制裁について、解除を含めた調整が必要との認識を示しました。

 中国外務省は米朝首脳会談について「歓迎し、支持する」としたうえで、朝鮮半島の非核化と平和のメカニズムの構築に向けて「引き続き、建設的な役割を果たしていく」として、今後も積極的に関与していく姿勢を強調しました。そのうえで、北朝鮮に対する国連安保理の経済制裁を巡っては「制裁は目的ではない。必要があれば制裁の一時停止や解除を含め、調整することが可能だ」と述べ、北朝鮮が実際に行動を取る前の段階でも制裁の緩和が必要との考えをにじませました。

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