NYダウ 6営業日連続値下がり 米中貿易摩擦で懸念[2018/06/20 02:07]

 アメリカと中国の貿易摩擦に歯止めが掛からないという懸念からニューヨーク株式市場のダウ平均株価は一時、400ドル以上、値下がりして株価の下落基調が鮮明になっています。

 ニューヨーク株式市場では19日、取引開始直後から航空機や建設など中国関連の銘柄を中心に売りが殺到し、ダウ平均株価は午前中に一時、前日に比べて400ドルを超える下げ幅となりました。前日、トランプ大統領がアメリカの制裁関税に対する中国の報復措置に対抗し、さらに22兆円相当の中国製品に関税を課すよう検討を指示したことで米中の貿易摩擦激化への懸念が一段と強まっています。ダウ平均株価の終値は2万4700ドル21セントと287ドル安で、6営業日連続での値下がりとなりました。

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