米が人権理事会脱退を表明 イスラエルへの対応巡り[2018/06/20 11:55]

 アメリカ政府は国連の人権理事会がパレスチナ問題でイスラエルに批判的だとして、この理事会からの脱退を表明しました。

 アメリカ、ポンペオ国務長官:「人権理事会は沈黙して人権侵害を見逃す一方、何も違反していない国に間違った非難を下している」
 アメリカ政府は国連の人権理事会に対し、「特にイスラエルへの対応は政治的に偏っている」と強く批判し、脱退を表明しました。人権理事会は先月、パレスチナ自治区ガザでの抗議デモで多数の死傷者が出たとしてイスラエルによる武力行使を非難し、「独立調査団」の派遣を決議しました。これに対し、アメリカは反対票を投じていました。

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