手話使いの人気者ゴリラ 46歳で“大往生”[2018/06/22 10:24]

 人間の手話を覚えたというアメリカ生まれのゴリラが死にました。老衰とみられています。

 カリフォルニア州に拠点を置く研究機関「ゴリラ基金」によりますと、ニシローランドゴリラの「ココ」は19日、基金の施設内で眠るように死んだということです。46歳でした。1971年にカリフォルニアのサンフランシスコ動物園で誕生したココは、生まれた日が7月4日のアメリカの独立記念日で、日本語の花火にちなみ、当初は「ハナビコ」と名付けられました。生まれた翌年から手話を使ったコミュニケーションを学び始め、3年後には名門「スタンフォード大学」で研究がスタートし、手話ができるゴリラとしてテレビなどにも出演し、人気者になりました。アメリカのメディアによりますと、ココは2000以上の単語を理解したとされています。

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