英 神経剤で2人重体 元スパイ暗殺未遂の残留物か[2018/07/06 05:56]

 イギリス南部で男女2人が神経剤「ノビチョク」に触れて重体になっている事件で、イギリス政府は元ロシアスパイの暗殺未遂に使われた神経剤の残留物が原因という見方を示しました。

 イギリス南部のエームズベリーで、40代の男女が先月30日から神経剤のノビチョクが原因で意識不明の重体となっています。ジャビッド内務大臣は、今年3月に起きた元ロシアスパイ暗殺未遂で使われたノビチョクと同じものであることを明らかにしたうえで、「除染作業が行われなかった場所で2人がノビチョクに触れた可能性がある」としました。警察はノビチョクへの接触場所の特定を急いでいます。

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