救出活動に影響は タイ洞窟で元特殊部隊員死亡(2018/07/06 18:49)

 サッカー少年ら13人が取り残されている洞窟で、救出活動にあたっていた男性が死亡した。男性は元タイ海軍の特殊部隊員で、今回の救出活動で死者が出たのは初めてのことになる。

 海軍特殊部隊司令官:「隊員の落とした命は無駄にしません。我々は前進を続けます」
 タイ北部の洞窟に閉じ込められた少年ら13人。その救出活動中に初めての死者が出た。
 海軍特殊部隊司令官:「亡くなったのはサマーン・グナンさん。特殊部隊課程を修了し、部隊に何年も所属していました。現在は退職し、タイの空港職員でした」
 現地時間6日未明、元特殊部隊員は洞窟内で酸素ボンベを運び込む作業を終え、水中を移動している際、突然、意識を失った。仲間の隊員らがすぐに助け出したが、搬送先の病院で死亡が確認された。救助活動への参加は依頼を受けてのものだったという。
 海軍特殊部隊司令官:「(洞窟内司令部のある)第3ホールから子どもたちのいるところまで距離は1700メートル。そこに到達するまで、片道だけで5〜6時間はかかります」
 洞窟内の厳しい環境を改めて浮き彫りにした元特殊部隊員の死亡。下がる酸素濃度を補うため、少年らがいる場所に5キロの距離まで伸びるケーブルを通す作業も行われている。雨による増水を考え、昼夜を問わず懸命な救助作業が続けられている。

番組スペシャル動画

教えて!あの街あの情報

防災リンク集