記者の情報交換は“サウナ”で 米ロ首脳会談[2018/07/17 19:19]

 16日に米ロ首脳会談が開かれたフィンランドの首都、ヘルシンキの取材拠点では、意外なところで情報交換が行われました。

 フィンランド文化の真髄、サウナがプレスセンターに設けられ、政府関係者や各国の記者が訪れてリラックスしたり、議論を交わしたりしていました。この日、フィンランド外務省の女性職員らに呼ばれて足を踏み入れ取材を試みると。
 フィンランド外務省の女性職員:「(Q.会談の結果をどう思う?)コメントできないの、ごめんなさい。フィンランドがホスト役として、このような首脳会談が開催できたことはうれしいわ」「(Q.サウナは?)もちろん、フィンランドならサウナがなきゃ!」
 打ち解けた記者は女性職員らの間に座らされると、ヴィヒタと呼ばれる白樺の枝の束で体をたたかれ、さらにアルコール入りのサイダー、ロンケロを振る舞われ、フィンランド流の大歓迎を受けました。フィンランドでは国会議事堂にもサウナがあり、重要なことは会議室ではなくサウナで決まると言われています。

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