イランが米国を提訴 核合意離脱、経済制裁再開巡り[2018/07/18 15:08]

 アメリカがイランとの核合意から離脱して経済制裁を再開する動きに対し、イランは条約違反だとして国際司法裁判所に提訴しました。

 イラン政府はアメリカを相手取り、経済制裁再開の取りやめや損失の補償を求めて国際司法裁判所に提訴しました。イランの核開発を巡っては2015年にアメリカ、イギリス、フランスなど主要6カ国とイランの間で核開発を大幅に制限する見返りに経済制裁を止める合意が結ばれていました。しかし、トランプ政権は「欠陥がある」としてこの合意から離脱し、来月から経済制裁を再開することを決めてイラン政府が強く反発していました。アメリカの核合意離脱に対してイギリスやフランスなども懸念を示しています。

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