ラスベガス銃乱射 ホテル側が責任否定し新たな訴訟[2018/07/19 12:31]

 去年10月にアメリカ・ラスベガスで野外コンサート会場に向けて男が銃を乱射して58人が殺害された事件で、犯行に使われたホテルの運営会社が被害者への賠償責任はないとして新たな訴訟を起こしました。

 事件の現場になったマンダレイベイ・ホテルには、スティーブン・パドック容疑者によって大量の銃器が持ち込まれたことや犯行初期の対応の遅さなどから、1000人以上の被害者から多額の損害賠償を求められています。ホテルを運営するMGMリゾーツ・インターナショナルは、安全管理はセキュリティー会社に任せていたとして事件による賠償責任を否定し、被害者による訴訟からの保護を求める訴えを起こしました。これに対して、被害者側の弁護士は「全く無責任だ」とコメントしています。

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