仏大統領の警護責任者、デモ参加者暴行で拘束、訴追[2018/07/23 17:35]

 フランス・マクロン大統領の警護責任者がデモの参加者に暴行を加えたとして拘束・訴追されました。

 マクロン大統領の警護責任者の一人、アレクサンドル・ベナラ容疑者は5月1日にパリで開かれたメーデーのデモで、権限を持っていないにもかかわらず、警察官に紛れて鎮圧に加わり、参加者に激しい暴行を加えた疑いが持たれています。当時、大統領府は15日間の停職処分にしましたが、暴行した際の動画が先週に公開され、野党や市民らから「処分が軽い」と批判が高まっていました。また、大統領府の報道官はベナラ容疑者を解雇する手続きに入ったと明らかにしました。

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