“約束の”ミサイル発射場解体始まる 衛星画像分析[2018/07/24 10:31]

 北朝鮮の金正恩委員長が米朝首脳会談で約束したとされるミサイル発射場の解体が始まったという分析をアメリカの研究グループが明らかにしました。

 アメリカの「38ノース」は、22日までに撮影された北朝鮮西部の「西海(ソヘ)衛星発射場」の複数の画像を公開しました。発射台にある建物の一部が解体され、その部品が地面に置かれているのが確認できます。また、エンジンの実験施設では実験台の上部が完全に解体され、燃料庫も部分的に取り壊されているということです。金委員長は先月に行われたトランプ大統領との会談で、この発射場の解体を約束したと報じられました。研究チームは「施設の重要性を考えれば、信頼を獲得しようとする北朝鮮の姿勢の表れだ」と分析しています。

こちらも読まれています