無条件にいつでも対話…トランプ氏イランに揺さぶり[2018/07/31 10:31]

 アメリカのトランプ大統領は核開発を巡り、緊張が高まっているイランのロウハニ大統領と無条件で対話を行う用意がある考えを明らかにしました。

 トランプ大統領:「もし、ロウハニ大統領が会いたいと言うならいつでも会談する用意がある。アメリカにとっても、イランにとっても、そして、世界にとっても良いことになる」
 トランプ大統領は5月にイランの核開発を大幅に制限する核合意からの離脱を発表し、経済制裁の再開を指示して日本など同盟国にイランからの原油の輸入停止を求めています。これに対し、ロウハニ大統領は原油の輸送路であるホルムズ海峡封鎖も辞さない考えを示すなど、緊張が高まっていました。トランプ大統領としては、北朝鮮に軍事攻撃をちらつかせて対話に持ち込んだようにイランを威嚇したうえで、話し合いのテーブルについてアメリカに有利な合意を引き出したい狙いがあるとみられます。

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