北朝鮮メディア 日朝首脳会談に否定的な見解示す[2018/08/07 00:05]

 安倍総理大臣が6日に日朝首脳会談への意欲を示したことに対し、北朝鮮メディアは「敵視政策を維持して我々と対座できると思うのか」と会談に否定的な見解を示しました。

 朝鮮中央通信は6日、安倍総理が「最後は私自身が金正恩委員長と向き合う」と述べ、日朝首脳会談へ意欲を示したことについて「敵視政策を維持して我々と対座できると思うのか」と批判し、対北朝鮮政策の転換を求めました。また、河野外務大臣らが外遊先で拉致問題解決への協力を各国に要請していることについて「朝鮮半島問題に割り込もうとする日本の不安な下心を示したものだ」と非難しました。さらに、拉致問題は解決済みだとしたうえで「日本の義務は過去の侵略の罪に対する反省と謝罪、賠償だ」と改めて主張しています。

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