「米は信用できない」イラン EUも対抗措置発動へ[2018/08/07 11:51]

 イランのロウハニ大統領は経済制裁再開を受け、「アメリカは信用できない」と厳しく批判しました。EU(ヨーロッパ連合)諸国も声明で「深い遺憾の意」を示しています。

 イランのロウハニ大統領は6日、国営テレビでのインタビューで、経済制裁再開について「アメリカは信頼できない。トランプ大統領からの直接対話の呼び掛けはイラン国内の分断を狙ったものだ」と厳しく批判しました。一方、EUのモゲリーニ上級代表とイギリス、フランス、ドイツの外相は6日に共同声明を出し、アメリカの経済制裁再開に「深い遺憾の意」を示しました。また、イランに進出している欧州企業を守るため、制裁に従うことを禁じ、制裁で損害を受けた場合は訴訟を起こせる措置を発動すると発表しました。

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