政府の検閲を受け入れ…グーグルが中国本土へ復帰か[2018/08/07 16:52]

 中国政府の検閲を受け入れたうえで、グーグルが中国本土へ復帰する可能性が出てきました。

 中国・共産党機関紙の人民日報は6日、ツイッターに「グーグルの中国本土への復帰を歓迎するが、中国の法律を守るべきだ。中国にある海外のインターネット会社は、中国のネット管理を尊重すべき」と英語で投稿しました。グーグルは、2010年に中国政府による検閲を拒否して中国本土を拠点にした検索サービスから撤退していました。しかし、アメリカのネットメディアは1日、グーグルが今後、半年から9カ月以内に中国で「検閲版」の検索サービスを計画していると報じました。中国政府が閲覧を禁止しているサイトなどは検索結果から自動的に取り除かれるということです。中国では去年6月に「インターネット安全法」が施行され、当局が個人や企業への規制を強めています。

こちらも読まれています