リゾート建設も敵との対決の一環?正恩氏が熱弁[2018/08/17 15:03]

 北朝鮮の金正恩委員長が東部・元山(ウォンサン)の海岸にあるリゾート建設の現場を視察し、「敵対勢力との対決戦だ」などと事業の意義をアピールしました。

 17日付の労働新聞は、金委員長が元山の海岸で建設中のホテルなどを視察し、身振り手振りで熱心に指導する様子を伝えています。金委員長は3カ月前にも同じ場所を視察したことが報じられていて、「我々は無から有を創造する奇跡の歴史を続けている」と自らの肝煎り(きもいり)で進む事業を絶賛したということです。さらに、「制裁で人民を窒息させようとする敵対勢力との対決戦だ」とも発言しています。圧力路線を続けるアメリカを牽制(けんせい)するとともに、経済発展を進めるために国内の引き締めを図ったとみられます。

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