“性的行為の強要”で調査 中国・仏教界トップ辞任[2018/08/18 05:57]

 中国・仏教界のトップが突然、辞任しました。性的な行為の強要などを告発する文書がインターネットに流出し、中国政府の機関が調査を始めた矢先でした。

 辞任したのは中国仏教協会トップの学誠会長です。協会のホームページには「学誠が仏教協会の会長を辞任することを決定した」とだけ記されていて、辞任の理由は明らかにされていません。インターネットに流出した告発文によりますと、学誠氏は修行と称して尼僧に性的な行為を強要したり、信者から集めた資金を横領したりした疑いがあるということです。中国の政府機関である国家宗教事務局は、この告発について「極めて重視している」として調査を始めていました。

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