熱波で氷河とけて…72年前の軍用機が姿現す[2018/08/18 21:28]

　熱波の影響で氷河がとけて第2次世界大戦で使用された軍用機が発見されました。

　スイス北西部のアルプス山脈を覆う氷河がとけて姿を現したのは、氷河に不時着した第2次世界大戦時のアメリカ軍輸送機の残骸でした。輸送機は1946年11月に兵士ら12人を乗せてオーストリアからイタリアに向かっていたところ、悪天候に見舞われて氷河に不時着しました。死者は出なかったということです。ヨーロッパではここ数週間、気温が35度以上に達する記録的な猛暑が続いていて、スイスでは1864年の統計開始以来、最も暑い夏と肩を並べています。