海上自衛隊の護衛艦がマニラに寄港 中国けん制か[2018/09/27 19:14]

 海上自衛隊の護衛艦「あけぼの」が27日朝、フィリピンの港に入りました。海洋進出を強める中国を牽制(けんせい)する狙いがあるとみられます。

 海上自衛隊の乗組員ら約210人を乗せた護衛艦「あけぼの」は朝、マニラに寄港してフィリピン海軍から歓迎を受けました。今回の寄港は、南シナ海や東シナ海で海洋進出を進める中国を念頭に、日本とフィリピンが周辺海域の安全保障分野において連携を強化することが目的です。あけぼのは29日にフィリピン海軍と合同訓練を行う予定で、中村譲介司令は歓迎式典で「日本とフィリピンの絆がより強くなることを期待している」と英語で話しました。海上自衛隊は13日に南シナ海で潜水艦の訓練を行ったと公表するなど、中国への牽制を強めています。

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