地震と津波で憔悴したインドネシア 今度は火山噴火[2018/10/03 14:54]

 地震と津波で1200人以上の死者が出ているインドネシア中部のスラウェシ島で、3日朝に火山が噴火しました。

 スラウェシ島北部にあるソプタン山が朝に噴火し、噴煙が高さ4000メートルまで上がりました。この噴火と先月28日に起きた大地震との関連は分かっていません。ソプタン山は地震や津波で大きな被害が出たパル市から直線距離で600キロほど離れていて、現地当局は「火口から半径4キロ以上離れた場所は安全」と説明しています。一方、スラウェシ島で起きた地震と津波による被害は広がり、当局は2日に1234人が死亡したと明らかにしました。地元メディアは午前、死者が1300人を超えたと報じています。

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