グーグルが“個人情報流出の恐れ”公表せず 隠蔽か[2018/10/09 10:30]

 アメリカのIT大手「グーグル」が最大50万人の個人情報について、外部に流出する恐れがあることを把握しながら半年間、公表していなかったことが分かりました。

 グーグルは8日、自社の交流サイト「グーグル+」の利用者の個人情報について、第三者が閲覧できる状態になっていたと発表しました。今年3月に実施した社内の検査で不具合を確認しましたが、「情報が悪用された証拠がなかったため、公表しなかった」としています。ただ、「ウォール・ストリート・ジャーナル」は関係者の話として、グーグルへの規制強化や企業イメージへの影響を懸念して隠蔽したと報じています。グーグルはグーグル+の個人向けのサービスを来年8月までに終了するとしています。

こちらも読まれています