中国が反発「断固として反対だ」 総理の真榊奉納で[2018/10/18 09:45]

 安倍総理大臣が靖国神社の秋の例大祭に合わせて真榊(まさかき)と呼ばれる供え物を奉納したことに対し、中国は反発しています。

 中国外務省の報道官は、定例会見で「靖国神社には侵略戦争に直接責任がある第2次世界大戦のA級戦犯が祭られている。私たちは日本側の間違ったやり方に断固として反対だ」と述べました。さらに、「日本側はしっかりと歴史を直視し、侵略した歴史への反省を促す。実際の行動でアジア隣国や国際社会の信頼を得てほしい」と強調しました。東京の靖国神社では秋の例大祭が始まり、奉納された真榊には「内閣総理大臣 安倍晋三」と書かれ、本殿に供えられました。安倍総理は2013年12月に靖国神社を参拝して以来、中国や韓国の反発に配慮して参拝は見送り、真榊の奉納にとどめています。

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