北朝鮮「大統領側近が交渉妨害」 ボルトン氏は反発[2019/03/16 11:47]

 北朝鮮の外務次官が15日に会見を開き、アメリカとの協議の中断を示唆してトランプ大統領の側近を名指しで非難しました。非難されたボルトン大統領補佐官は反発しています。

 北朝鮮、崔善姫(チェ・ソンヒ)外務次官:「はっきり言うが、現在の強盗のような米国の姿勢は事態を間違いなく危険にさらす。我が最高指導部がまもなく決心を明らかにするとみられる」
 崔次官は2回目の米朝首脳会談が物別れに終わったことについて「ポンペオ国務長官とボルトン補佐官が敵対と不信感の雰囲気を醸し出し、交渉を妨害した」と非難しました。これに対してボルトン補佐官は「それは不正確だ」と否定しましたが、「反論する前に政府内でもっと話したい」と詳しい言及は控えました。

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