米韓国防相会談で日本批判「3国安保協力に悪影響」[2019/08/09 15:14]

 韓国の防衛トップがアメリカの国防長官との会談で、日本の輸出規制について「安保協力に悪影響」と批判しました。

 韓国の鄭景斗(チョン・ギョンドゥ)国防相は、アメリカのエスパー国防長官と9日午前11時半からソウルで会談しました。冒頭で鄭国防相は、日本の輸出規制について「日米韓安保協力に悪影響をもたらしている」と批判しました。会談では韓国が破棄を検討している日本と結んでいるGSOMIA(軍事情報包括保護協定)についても話し合ったとみられ、「対北朝鮮防衛の要だ」とするエスパー長官が韓国を説得したかが焦点です。一方、北朝鮮メディアは朝、国会にあたる最高人民会議を29日に開催すると発表しました。反発を続けていた米韓合同軍事演習が終わった後のタイミングで、アメリカに対する新たな外交方針を示す可能性があります。

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