「安倍総理は敵対国と同様に扱っている」韓国高官[2019/08/28 17:02]

 韓国大統領府の高官は日本が貿易管理上の優遇対象国から韓国を除外した措置について「強い遺憾の意を表す」としたうえで、「安倍総理大臣は韓国を敵対国と同様に扱っている」と批判しました。

 韓国大統領府の金鉉宗(キム・ヒョンジョン)国家安保室第2次長は28日に記者会見を開き、「韓国に対する恣意(しい)的かつ敵対的な経済報復措置で韓米日関係を阻害したのはまさに日本だ」と述べました。また、「安倍総理は最近、韓国を信頼できない国家だと二度も言及し、敵対国と同様に扱っている」「河野外務大臣は『韓国が歴史を書き換えようとするならば、それは不可能だ』と言及したが、歴史を書き換えているのは日本だ」と厳しく批判しました。また、日韓のGSOMIA(軍事情報包括保護協定)の破棄について「アメリカが『失望』を表明することは理解できる」「むしろ、GSOMIAの終了を機に、韓米同盟をグレードアップする」と米韓の連携への影響を一蹴しました。

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