香港行政長官“市民の要求応じない”…民主派圧勝も[2019/11/26 11:56]

 香港の行政長官が民主派が圧勝した選挙後に初めて会見を開き、改めて市民の要求には応じない方針を続けると発言しました。

 林鄭月娥行政長官:「結果を真摯(しんし)に受け止めて政府の施政を改善する」
 24日の区議選では452議席のうち民主派385議席に対し、政府を指示する親中派は59議席にとどまりました。これを受け、林鄭長官は「民意を真摯に受け止める」としたものの、市民らが求める警察の暴力を調査する独立調査委員会の設置や普通選挙の実現などについては改めて「応じない」とした従来の方針を続けると発言しました。

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